2007年 01月 24日

【写真】限界集落/椿山(高知県池川町・現仁淀川町)
<井上 強・写真集「自賛他賛」より>
■山村環境社会学序説・その2
限界集落の概念は、大野氏が高知大学の教授だった15年前に発表されています。65歳以上の人口比率が50%を超すと、共同体としての機能が急速に低下し、やがて消滅に向かいます。そんな集落を「限界集落」と名付け、全国的に反響を呼びました。
それが今、全国で2千を超す集落が消滅に向かう中、時の話題として常に注目され、大野氏には、限界集落のみならず、地域おこし、地域づくりの観点からの講演依頼が相次ぐといいます。
大野氏はさらに、「限界集落は、学術用語から一般用語になってきた気がする。それだけ過疎地の高齢化は深刻になっている。」と警鐘を鳴らし続けています。
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[フォーカス]
■限界集落の写真

雑誌の「潮」に、フリーライター前原政之氏の『限界集落の急増、そして消滅が、日本の未来を深刻にする』という記事が載った。それに掲載された、いの町成山の風景です。この成山で、棚田復活プロジェクトをすすめている中嶋健造氏が撮影したものです。
◆「限界集落」の急増に見る深刻な日本の未来(月刊誌「潮」4月号(2006)より)
「限界集落」とは、過疎化などで住民の半数以上が高齢者(65歳以上)となり、冠婚葬祭をはじめとする社会的共同生活の維持が困難になった集落をいう。大野晃・長野大学教授(地域社会学)が1991年に命名した。いまや全国の過疎地の集落の一割程度が、限界集落に近づいているといわれる・・・[more]
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