ネットワーク:バイオマス通信 |
ブログ版「バイオマス通信」=『バイオマス情報ー高知』を開設しました。
もともとITに弱く、ブログという言葉を始めて聞いたときも、何の関心もありませんでした。
NHKテレビ「四国羅針盤」でブログのことを知り、友人に電話で聞いたら、そのお節介な友人が私のアパートに現れ、無理矢理ブログを開設させられました。
タイトルを決めろと云われて、その友人が私の「バイオマス通信」の読者だったので、とっさに『バイオマス情報ー高知』と入れてしまいました。
普段はほとんど開いたこともないヤフーの検索で、「バイオマス 高知」と入れてみたら、6万件もあり、なんと私が昨年の6月に「(財)高知県産業振興センターの機関誌「プラットフォーム」のために執筆した記事が1番でした。
その他、私が今までどこかに書いた文章が上位に沢山ありました。理由はわかっています。高知県四万十市で、森林環境問題を精力的に全国発信している幡多林業事務所の「四万十通信」が、いくつかのメルマガ、ブログ、HPに私の記事を掲載してくれたからです。
私の仕事は高知県の産業振興のための技術開発のお手伝いをすることですが、仕事柄私の所に集まる沢山の情報のうち森林バイオマス活用に関係する情報を、随時関係者(と私が勝手に思っている人)や関心を持ってくれそうな人に「バイオマス通信」としてe-mailで配布することを始めました。時々は私の意見も言わせてもらいました。
今では配信先は300人を越えました。90%以上は高知県内の関係者です。メール配信は、特別に見にいく必要もなく、見たくなければ開かなければよいので、便利で、なかなか好評と勝手に思っています。
ブログでは、バイオマスに関する問題をなるべくわかりやすく解説することを目的としています。
◆ブログ:『バイオマス情報ー高知』
◆ブログ:四万十通信の「バイオマス通信」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[松崎武彦氏の論壇]
■国の政策とバイオマスエネルギー
おそらく100年前、日本中で使われるエネルギーの大半は森林から得られていました。今、全エネルギー使用量に対する森林バイオマスの比率は、0.1%以下です。これは、世界で一番低い数字と思います。
欧米先進国は、自国の安全保障、環境対策として自然エネルギーの利用を積極的に進めています。スエーデンでは20%を木質バイオマスでまかなっているし、ドイツや他の諸国も10?20%を目標にしており、そのための政策(優遇策)が進められています。
優遇策として一番一般的なのは炭素税です。木質バイオマスが割高にならないように、石油や石炭からのエネルギーに税金をかけることです・・・[more]
【写真】NSDOの支援で仁淀川町がすすめている同型の「バイオマス発電プラント」(岡山県勝山町)
◆この続きは・・・
「四万十通信 186」(18.6.3.号)に掲載。【登録】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[勝手にトラックバック] <バイオマス情報ー高知>
■木質バイオマス活用に対する高知県の取り組み
昨年の12月、高知県バイオマス活用検討委員会が開かれ、私も委員の一人として参加しました。県森林局林業振興課の委員会で、平成14年に公表された「高知県バイオマスエネルギー利用マスタープラン」を引き継ぎ、県として今後5年間の森林バイオマス利用の具体的な取り組み方針を決める重要会議でした・・・[more]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[ブログ・フォーカス]
◆バーチャルシンポジウム『京都議定書と森林問題』
セミナー(講師:松崎武彦氏) テーマは「バイオマス」