2006年 11月 29日
四万十川新聞・5 |
■特集:話題沸騰! 四万十川新聞の「新聞小説」
四万十川新聞には、大手全国紙と同じように「新聞小説」がある。
曲木賞作家、幡多山正太郎氏の書下ろしによる新聞小説である。
現在、第1作目として「ゴルゴ13の墓を四万十川へ」というユニークな小説が連載されている。
2作目も、もう既に脱稿され、題して『男はつらいよ・寅次郎の「四万十川の大休日」』。
寅さんの「男はつらいよ」シリーズの第49作目は、四万十川で作られるようになっていたのだが、渥美清氏の急逝により、幻の「寅さん映画」となってしまった。
この49作目のシナリオが、幡多山氏によって、奇跡的に再現・復活し、四万十川新聞の「新聞小説」となって、世に出る事になったもの。
◆四万十川新聞【日曜版】新聞小説
【挿絵】ゴルゴ13の墓を四万十川へ(不破川愚童斎・画)
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[四万十太郎氏の論文]
【プロフィール】 四万十太郎氏
■四万十川についての考察・その5
◆「日本最後の清流」の意味するもの
「日本最後の清流」という賛辞は「日本の反省の歴史」を意味している!
が、同時に「地方の未来の可能性」をも語っていると言える。また、そこでは「生活の反省と希望」と「環境に対する反省と希望」が読みとることが出来るものの「激励と皮肉」も併せて読めなくはない・・・[more]
◆この続きは、「四万十通信236」(18.12.2号)に掲載します。読みたい方は登録を。【登録】
******************************
[予告編]
■男はつらいよ 寅次郎の「四万十川の大休日」(シナリオ版)
<幡多山正太郎・作>
本作品は、「男はつらいよ」シリーズ第49作目映画化に向けて、高知県、特に四万十川ロケ誘致のため奔走した経験を持つ四万十太郎氏の熱意の埋もれ火により生まれた。
多くの熱心な関係者の尽力により、ほぼ決定していた第49作目は、結局寅さんを永年演じ続けた渥美 清氏の突然の病没のため幻となり、残念ながら太郎氏の夢は実現しなかった。
しかし、この夏、同氏が編集長を務める四万十川新聞の週刊誌【日曜版】の関係スタッフとの間で交わされた企画話が火箸となり、無念の思いとともに心灰中に埋もれていた燠火が、掻き起され再び燃え上がり、ここにバーチャルなシナリオ版として陽の目を見ることになったのである。
寅さんのあの息遣い、あの人なつっこい笑顔は没後10年たった今でも、われわれファンの中にしっかりと根づいて生きている。大衆的なユーモアとペーソスをわずかな眼技と存在そのもので演じられる数少ない名優、故渥美 清氏を、この作品であらためて偲んでいただきたい。
読者のあなたは、バーチャルなスクリーンを見つめる観客であるのは勿論、脇役、またはエキストラ、時には監督を務めていただくことになる。そして手厳しい批評家にも・・・。(四万十川河畔での談)
【ポスター】男はつらいよ・第49作(上)、第1作(右)
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[コメント]
◆シナリオライター・幡多山正太郎の思い
*寅さんの「四万十の大休日」は何を観客(読者)に訴えようとするのか?
(1) 四万十川を媒体、ステージとしたら、寅さんならこうするだろう、との念にたっての劇化である。つまりは、よそ者から見た地域文化の映像化である。
・旅人と土着住民の触れあい(人情、もてなし、出会い、別れ、等々)
・家族の絆(血のつながり)
・人間としての生き様(孤独、恋愛、ペーソス、老化、等々)
その中で四万十川の本質、価値が見えてくるはずと考え、定番のドタバタ、失恋をからめ、年齢差、職業、性別差を超えての、心の触れあいで人間の業も描いたつもり。
(2)シナリオは、熱烈な寅さんファンの四万十太郎氏の思いからスタートしている。
死後10年を超えてもなお衰えぬ、その思いに対し、劇中で敬意を表したい。(2回の場面での登場を設定!)ちなみに、登場場面は、少年サッカーの監督役と、居酒屋で飲むシーンを予定しており、普段着(地)のままで演技(?)していただきたいと思っている。
【イラスト】幡多山氏(不破川氏・画)
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[本家版四万十川新聞・最新号(18.11.27)]
■香具師とは「おんちゃん」?
「香具師」=「寅さん」のイメージがあって「おんちゃん」の職業である!
と言うのは間違っている!
結構「若い人」も進出して来ていて「美人の女性」も居る!
花子 「最近お祭りに出かけるのはその為か?」
太郎 「いえっ!新聞小説の写真を頼まれたもので・・・」
花子 「嘘はいかん!見せてみろ!」
太郎 「これ!」・・・(注:上の写真)
四万十川新聞「週刊誌」は間もなく、新聞小説「寅さん四万十川へ!」シリーズが始まる!その際に使用する写真を、いちじょこさん(一条大祭)に、撮りに出かけたのであって・・・
太郎 「若い女性の香具師とは・・・」
花子 「話もしなかったの?」
太郎 「ごめんなさいーっ!」
*四万十川新聞社【メール】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[編集後記]
太郎 「今日の四万十通信は”問い合わせ”が殺到しそう!」
花子 「大丈夫!誰も、そこまで読んでない!」
四万十川新聞には、大手全国紙と同じように「新聞小説」がある。
曲木賞作家、幡多山正太郎氏の書下ろしによる新聞小説である。
現在、第1作目として「ゴルゴ13の墓を四万十川へ」というユニークな小説が連載されている。
2作目も、もう既に脱稿され、題して『男はつらいよ・寅次郎の「四万十川の大休日」』。
寅さんの「男はつらいよ」シリーズの第49作目は、四万十川で作られるようになっていたのだが、渥美清氏の急逝により、幻の「寅さん映画」となってしまった。
この49作目のシナリオが、幡多山氏によって、奇跡的に再現・復活し、四万十川新聞の「新聞小説」となって、世に出る事になったもの。
◆四万十川新聞【日曜版】新聞小説
【挿絵】ゴルゴ13の墓を四万十川へ(不破川愚童斎・画)
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[四万十太郎氏の論文]
【プロフィール】 四万十太郎氏
■四万十川についての考察・その5
◆「日本最後の清流」の意味するもの
「日本最後の清流」という賛辞は「日本の反省の歴史」を意味している!
が、同時に「地方の未来の可能性」をも語っていると言える。また、そこでは「生活の反省と希望」と「環境に対する反省と希望」が読みとることが出来るものの「激励と皮肉」も併せて読めなくはない・・・[more]
◆この続きは、「四万十通信236」(18.12.2号)に掲載します。読みたい方は登録を。【登録】
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[予告編]
■男はつらいよ 寅次郎の「四万十川の大休日」(シナリオ版)
<幡多山正太郎・作>
本作品は、「男はつらいよ」シリーズ第49作目映画化に向けて、高知県、特に四万十川ロケ誘致のため奔走した経験を持つ四万十太郎氏の熱意の埋もれ火により生まれた。
多くの熱心な関係者の尽力により、ほぼ決定していた第49作目は、結局寅さんを永年演じ続けた渥美 清氏の突然の病没のため幻となり、残念ながら太郎氏の夢は実現しなかった。
しかし、この夏、同氏が編集長を務める四万十川新聞の週刊誌【日曜版】の関係スタッフとの間で交わされた企画話が火箸となり、無念の思いとともに心灰中に埋もれていた燠火が、掻き起され再び燃え上がり、ここにバーチャルなシナリオ版として陽の目を見ることになったのである。
寅さんのあの息遣い、あの人なつっこい笑顔は没後10年たった今でも、われわれファンの中にしっかりと根づいて生きている。大衆的なユーモアとペーソスをわずかな眼技と存在そのもので演じられる数少ない名優、故渥美 清氏を、この作品であらためて偲んでいただきたい。
読者のあなたは、バーチャルなスクリーンを見つめる観客であるのは勿論、脇役、またはエキストラ、時には監督を務めていただくことになる。そして手厳しい批評家にも・・・。(四万十川河畔での談)
【ポスター】男はつらいよ・第49作(上)、第1作(右)
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[コメント]
◆シナリオライター・幡多山正太郎の思い
*寅さんの「四万十の大休日」は何を観客(読者)に訴えようとするのか?
(1) 四万十川を媒体、ステージとしたら、寅さんならこうするだろう、との念にたっての劇化である。つまりは、よそ者から見た地域文化の映像化である。
・旅人と土着住民の触れあい(人情、もてなし、出会い、別れ、等々)
・家族の絆(血のつながり)
・人間としての生き様(孤独、恋愛、ペーソス、老化、等々)
その中で四万十川の本質、価値が見えてくるはずと考え、定番のドタバタ、失恋をからめ、年齢差、職業、性別差を超えての、心の触れあいで人間の業も描いたつもり。
(2)シナリオは、熱烈な寅さんファンの四万十太郎氏の思いからスタートしている。
死後10年を超えてもなお衰えぬ、その思いに対し、劇中で敬意を表したい。(2回の場面での登場を設定!)ちなみに、登場場面は、少年サッカーの監督役と、居酒屋で飲むシーンを予定しており、普段着(地)のままで演技(?)していただきたいと思っている。
【イラスト】幡多山氏(不破川氏・画)
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[本家版四万十川新聞・最新号(18.11.27)]
■香具師とは「おんちゃん」?
「香具師」=「寅さん」のイメージがあって「おんちゃん」の職業である!
と言うのは間違っている!
結構「若い人」も進出して来ていて「美人の女性」も居る!
花子 「最近お祭りに出かけるのはその為か?」
太郎 「いえっ!新聞小説の写真を頼まれたもので・・・」
花子 「嘘はいかん!見せてみろ!」
太郎 「これ!」・・・(注:上の写真)
四万十川新聞「週刊誌」は間もなく、新聞小説「寅さん四万十川へ!」シリーズが始まる!その際に使用する写真を、いちじょこさん(一条大祭)に、撮りに出かけたのであって・・・
太郎 「若い女性の香具師とは・・・」
花子 「話もしなかったの?」
太郎 「ごめんなさいーっ!」
*四万十川新聞社【メール】
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[編集後記]
太郎 「今日の四万十通信は”問い合わせ”が殺到しそう!」
花子 「大丈夫!誰も、そこまで読んでない!」
by kawauso100s
| 2006-11-29 06:44
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